MARUMI|マルミ光機株式会社

カメラの基本用語

2020.03.10

■絞り

カメラ内に取り込む光の量を調整する機構です。レンズの中に組み込まれています。瞳のように穴を大きくしたり小さくしたりすることで光の量を調整します。絞りが通す光の量は、F値(F1.4やF5.6 など)という単位で調整されます。F値が大きければ大きいほど穴は小さくなって、カメラに取り込まれる光の量は小さくなります。反対にF値が小さいほど穴は大きくなって、取り込まれる光の量も多くなります。

■シャッタースピード

イメージセンサーに、決められた時間だけ光を当てるために開け閉めする幕をシャッター幕といいます。イメージセンサーの直前に組み込まれています。シャッタースピードとは、このシャッター幕が開いている時間のことで、秒を単位とします。速くしたり遅くしたりすることで、絞りと同じようにイメージセンサーにあたる光の量を調節することができます。速いシャッタースピードでは被写体の動きを止めて写すことができますし、反対に遅い場合ではシャッターの開いている時間分の被写体の動きやカメラのブレが写ります。

■ホワイトバランス(WB)

太陽光・電球・蛍光灯などの光源や日陰・曇天など撮影条件の違いの影響を受け写真の色味は変わってしまいます。見たままの色味で写真表現が行えるよう色調補正をする機能がホワイトバランス(WB)です。撮影状況に合わせて【太陽光】【蛍光灯】【曇天】などのWBモードを選択します。

■焦点距離

ピントを合わせたときのレンズ(光学系の主点)からイメージセンサーまでの距離を言います。単焦点レンズでは35mm、80mmなど、ズームレンズでは35-150mmのように数値で表します。焦点距離が長いと画角(写せる範囲)が狭くなり遠くの物を大きく写せ、短いと広い範囲が写せます。

■露出

イメージセンサーに光を当てることを指し、絞りやシャッタースピードでその量・時間を適正に調整することで適正な明るさの写真になります。見たままの明るさで写せている状態を「適正露出」、また、意図的に露出を少しだけオーバーにしたり、アンダーにすることを露出補正といいます。

■絞り優先オート A/AV

ご自身で設定した絞り値(F値)に連動して、適正露出が得られるようシャッタースピードが自動で設定される(オート)モード。絞り値が小さいほどピントの合う範囲(被写界深度)が浅くなり、前景や背景をぼかした写真が撮れます。逆に絞り値を大きくするほどピントの合う範囲が広くなり、全体にピントの合ったシャープな印象の写真が撮れます。※風景写真には一般にF8~F11が使いやすいです。

  • 絞り優先オート A/AV

絞り優先オート A/AV

■シャッタースピード優先オート S/TV

ご自身で設定したシャッタースピードに連動して、適正露出が得られるよう絞り値が自動で設定される(オート)モード。速いシャッタースピードに設定すれば動きの速い被写体も止めて写すことができます。逆に遅いシャッタースピードに設定すれば意図的に被写体をぶらして写すことができます。

  • シャッタースピード優先オート S/TV

シャッタースピード優先オート S/TV

■Pモード プログラムオート

適正露出となるようなシャッタースピードと絞り値の組み合わせ(プログラム)の中から、その時に応じた最も使いやすい組み合わせをカメラが自動で設定して(オート)撮影できる、扱いやすいモード。露出を変えることなく、シャッタースピードあるいは絞り値を好みで設定できるプログラムシフト機能もあり、被写体に応じて臨機応変に対応できます。

  • Pモード プログラムオート

■Mモード マニュアル露出

絞り(F値)とシャッタースピードの両方をご自身で細かく調整する、上級者向けの撮影モードです。ご自身の意図にしたがって、絞り値とシャッタースピードを自由に設定することができ、様々な創作表現ができます。

  • Mモード マニュアル露出

■ISO感度

光を受けるイメージセンサーの感度を指し、ISO100やISO800などの数値で表します。値が大きいほど高感度となり、速いシャッタースピードや大きな絞り値でも適正な露出が得られます。感度を高くしすぎると、ノイズが増え画像劣化につながります。画質を最優先する場合には最も低い感度を選びます。(拡張感度は例外です)

ISO感度