12月10日(Thu) センターGND発売開始！ マグネット式角型フィルターGNDシリーズに新たに Center GND4/Center GND8/Center GND16が新登場
2020.12.04
センターグラデーションND（Center GND）フィルターは、減光するNDコートが中央部の狭い範囲に直線的に施されたフィルターです。日の出や夕日の撮影のほか、部分的に明度の高い箇所の部分補正にも使える応用範囲の広いフィルターです。
中央部の明度が極めて高いシーンです。太陽と周囲の風景を両立させることが難しいシーンです。
太陽と湖面を隠すような位置にND部を置きます。センターGNDが明度を下げて理想的な露出になりました。
①画面中央のカラマツ林を生かしたいので、マニュアルでカラマツ林に露出を合わせます。すると、カラマツ林より明度の高い手前の部分とカラマツの向こう側が露出オーバーになります。そこで、GNDを使って明度を調整します。
②まずカラマツ林の手前の部分の明度を下げます。カラマツ林の根本にハードGNDの境目が来るように、フィルターを上下逆にして取り付けます。背面モニターで確認しながらGND4,8,16と素早く脱着交換して、最も適切な濃度を選び出します。今回はND８が適切な濃度でした。ここでフィルター固定用ネジを使ってフィルター位置を固定します。
③次に、カラマツ林奥の空の明度を下げ、画面全体に露出に破綻が無いようにします。そこで、空の部分をセンターGNDで覆うようにして、ハードGNDの上に重ね付けします。背面モニターで確認しながらGND4,8,16と素早く脱着交換して、暗くなり過ぎず空の雰囲気と街並みがバランス良く写るような濃度を選び出します。今回はND８が適切な濃度でした。
今までになかった理想的なマグネットフィルターシステム
■直接ガラス面に触れないので、指紋が付きにくい
■フレームが付いているから、衝撃が加わってもフィルターガラスが割れにくい
■角型フィルター同士を重ねてもガラス面が触れ合わないので、キズが付きにくい
マグネット式だから着脱簡単！
着脱が簡単なので、位置調整やピント合わせなど構図が取りやすく、濃度の異なる数種類のNDフィルターの脱着交換やグラデーションフィルターの微妙な位置調整を簡単に行う事ができます。
革新的なマグネットホルダー M100システム
専用マグネットフレームに対応した構造のため、濃度・種類の異なる角型グラデーションNDフィルター（GND）や角型NDフィルターがワンタッチで着脱、重ね付けができます。
星景写真も、コンビネーション撮影でより美しく
CenterGNDをコンビネーション撮影に取り入れることにより より表現の幅を広げることが可能となります。
天の川と街灯りは明度が違いすぎるため、街明かりが露出オーバーになりました。
街明かりを隠すようにND部を配置して、街灯りの明度を落とす事で天の川と街灯りを両立できました。
