MARUMI|マルミ光機株式会社

FILTER NOW

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

2020.03.11

CREATION VARIABLE ND Seriesとは

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

2枚の偏光膜を使った減光フィルターです。前枠を回転させることで無段階に減光効果(濃度)を得られる、可変式のNDフィルターです。

動画撮影に:
フレームレートに適したシャッタースピードで撮影するために必須のフィルターです。

写真撮影に:
1枚で広範囲かつ無段階に光量を調節できるので、煩わしいNDフィルターの交換が不要です。

marumiは、機能や用途別に、

CREATION VARIABLE ND2.5-ND256/V

CREATION VARIABLE ND40-ND4000/P

CREATION VARIABLE ND2.5-ND500/Basic

の、3つのタイプをラインナップしています。

CREATION VARIABLE ND2.5-ND256/V

ND2.5-ND256と、比較的動画撮影に使いやすい濃度範囲を持たせてあります。
写真撮影にもお使いいただけます。

CREATION VARIABLE ND40-ND4000/P

ND40-ND4000と、比較的写真撮影に使いやすい濃度範囲を持たせてあります。
一眼ムービー撮影にもお使いいただけます。

CREATION VARIABLE ND2.5-ND256/V, ND40-400/P に共通した特徴

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

サイドレバー付き

  • 動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND
  • 動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

濃度調整が素早くスムーズに、かつ直感的に行えるよう、脱着可能な長短2本のノブを付け、操作性を向上させています。お好みに応じて使い分けてください。

なお、長いレバーを装着したままではフィルターケースへの収納はできませんのでご注意ください。

段数目盛付き

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

段数目盛りをつけてあります。どこまで回せば何段光量が落ちるかが一目でわかります。

/VのMin.ポジションで1.3段(/Pでは5.3段)の減光、2目盛り目で2段(/Pでは6段)、以降1目盛り毎に1段ずつ減光し、Max.ポジションで8段(/Pでは12段)の減光となります。

各目盛りと濃度・段数の関係は、フィルター別に上記表の通りです。

Xムラ警告マーク入り

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

  • 広角レンズを使用した時にXムラが目立ち始める位置にXムラ警告マークを付けました。
  • Xムラとは、高濃度になるに従って画面にX状の色ムラが発生する現象です。偏光膜を使用する全ての可変NDにおいて原理上避けられません。
  • Xムラ警告マークは、広角域の焦点距離においてXムラが目立ちやすくなる位置を示しています。目立ちやすくなる焦点距離は、被写体や個人の感じ方などによっても異なりますが、焦点距離で概ね24㎜(フルサイズ換算)以下です。焦点距離24㎜以上でお使いいただくことをお勧めします。またレンズによっても異なりますので、お使いのレンズでお確かめください。
  • Max位置でのXムラは、概ね75㎜以上の中望遠域から目立ちにくくなります。レンズや被写体、個人の感じ方によっても異なりますので、お使いのレンズでお確かめください。
  • 下図に、段数目盛りとXムラの目立たない焦点距離の関係の目安を示します。
  • なお減光効果は、偏光膜の特性上、Min位置からは緩やかに、Max位置に近づくほど急激に変化します。

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

可動領域ストップ機構

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

Min/Maxポジションに、それ以上フィルターが回転しないように物理的なストッパーを設けています。可動範囲が限られるため、無駄な回し過ぎがありません。

両面に撥水防汚・帯電防止機能性マルチコート

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

両面に撥水防汚・帯電防止機能性マルチコートを施してあります。水適、指紋汚れや傷がつきにくいうえ、静電気による埃の吸着もありませんので、屋外でも快適に撮影いただけます。

CREATION VARIABLE ND2.5-ND500/Basic

一枚でより広範囲の濃度調整が可能です。基本性能をしっかり押さえた、根強い人気のベーシックなモデルです。
φ58、φ67、φ77、φ82の4サイズを揃えています。

ND2.5〜ND500相当(使用範囲はND450相当まで)の減光量を調節することが出来ます

  • Min側:ND2.5相当の減光効果
    Min側:ND2.5相当の減光効果

  • Max側:ND500相当の減光効果
    Max側:ND500相当の減光効果

Creation Variable ND2.5-ND500/Basicの「簡易濃度目盛りとおおよその濃度の関係」は以下の通りです。

VARI NDの使いこなし
※記載した数値は参考値であり、その性能を保証するものではありませんのでご了承ください。

Xムラについて

  • Xムラとは、高濃度になるに従って画面にX状の色ムラが発生する現象です。偏光膜を使用する全ての可変NDにおいて原理上避けられません。
  • Xムラは、広角域の焦点距離において目立ちやすくなります。目立ちやすくなる焦点距離は、被写体や個人の感じ方などによっても異なりますが、焦点距離で概ね24㎜(フルサイズ換算)以下です。焦点距離24㎜以上でお使いいただくことをお勧めします。またレンズによっても異なりますので、お使いのレンズでお確かめください。
  • Xムラは、焦点距離が長くなるほど目立ちにくくなります。お手持ちのレンズでご確認ください。
  • 下図に、Xムラが目立ちにくい焦点距離の目安を示します。
  • なお減光効果は、偏光膜の特性上、Min位置からは緩やかに、Max位置に近づくほど急激に変化します。

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

CPLとの併用について

動画撮影の必須アイテム、VARIABLE ND

CPLと併用する場合には、上図の通り、先にVariableNDをレンズに付け、その上にCPLを付ける順番でフィルターを重ねてください。順番を入れ替えますとCPLの効果が得られません。