MARUMI|マルミ光機株式会社

FILTER NOW

角型実践撮影術② CPL+GND+GND

2020.12.10

ここでは、GNDの重ね付けを使った撮影を、実践的にシミュレートしてみましょう。

 

CPLのみ使用

角型実践撮影術② CPL+GND+GND

画面中央のカラマツ林を生かしたいので、マニュアル露出モードでカラマツ林に露出を合わせます。半逆光のシーンですが、カラマツの葉や地面のクマザサ、ススキの反射によるギラつきはCPLでカットできますから、反射をカットしてより鮮やかで印象的な色合いにしておきます。
このままではカラマツ林以外は露出オーバーですから、GNDを使って手当てしましょう。

 

CPL+ハードGND8

角型実践撮影術② CPL+GND+GND

まずは、カラマツ林の手前の明度を下げます。カラマツ林の根元にハードGNDの境目が来るように、フィルターを上下逆にして撮りつけます。背面モニターで確認しながら、GND4,8,16と素早く脱着交換して、最も適切な濃度になるような濃度を決めます。この場合ではND8が最適な濃度でした。ここでホルダーのフィルター固定ネジを使ってハードGND8の位置を固定します。構図によってソフト、ハード、リバースのどれを使っていただいてもOKです。この段階ではまだカラマツの奥が露出オーバーです。

 

CPL+ハードGND8+センターGND8

角型実践撮影術② CPL+GND+GND

仕上げにセンターGNDを使います。カラマツ林の奥の空を覆うようにしてハードGNDの上に重ね付けします。背面モニターで確認しながら、GND4,8,16と素早く脱着交換して、最も適切なGNDの濃度を決めます。この場合ではND8が最適な濃度でした。こうすることで、空と街並みの階調も落ち着きました。
なお画面下の明度が落ちていますが、これはGNDフィルターを重ね付けしたことで全体的に光量が若干落ちたためです。レンズの周辺減光に似たような効果が却って画面を引き締めてくれました。